ゴミブツ不良が増えたのは、中途半端な清掃が原因だった?!

【今月のお悩み】

塗装ブースやダクトの定期的な清掃が大事だとわかってはいても、忙しくてついつい後回し&ささっと終了が関の山。それをカバーしようと、休日返上で大掃除を行なったのですが、ゴミブツ不良が減るどころか、かえって増えてしまいました(涙)。

 

長年気になっていた臭いもあまり解消していません。あんなに頑張ったのに・・・と、現場の士気も下がっております。働き方改革でこれ以上現場に負担をかけるわけにもいかず、かといって人手不足の折、増員は極めて難しく・・・もうお手上げです。助けてぇ〜 3Cラボ〜!!

 

 

シーファー

博士ぇ〜、今日は塗装屋さんからのSOSなのだ。塗装ブースの清掃で困っているのだ。

今すぐ助けてあげてほシーファーなのだ!

博士
(ラボボス)

ふむ。現場の映像を見せておくれ——-おおっ、こ、これはっ!! 

このままじゃ、現場の士気が下がって大変なことになるぞ。

塗装グリーン、今すぐ<彼>を連れて、現場に急行するのじゃ!!

 

 

塗装グリーン

はっ! かしこまりました。 私におまかせください。

<彼>とのタッグは久しぶりで・・・う〜ん、腕が鳴なります♪

 

【その頃現場では・・・】

 

相談者B

休日返上して、みんなであんなに頑張って清掃したのに・・・

なんで逆にゴミブツ不良が増えてしまったのだろう? 

見た目はこんなにキレイになったのになぁ〜。

 

 

ダーク
ムーダー

ホントに残念ですね〜(ひーっひっひっひひー)

みなさんガッカリしていて・・・見ていてこちらの胸が痛みます。

(うひーっひっひっひひー。やるだけムダム〜ダ〜)

 

相談者B

そうなんですよ。かと言って汚れをそのままにしておくわけにもいかず、

このままでは作業員の負担が増える一方です。

でも、働き方改革で休日出勤は良しとされないし・・・。はぁ〜。

もう、どうすればいいのか、わかりませんよ〜〜・・・

ダーク
ムーダー

こんなに汚れてしまっては、もう清掃ではキレイになりません。ムリです。

解決策はただ一つ! ここは作業する皆さんのためにも、汚れにくい特別な

素材で作ったワンランク上の塗装ブースに取り替えるしかありません。

今なら特別価格でご提供! こんなチャンス、今しかありませんよ。

ささ、ハンコを。サインを、ここに・・・

 

塗装グリーン

まてぃ!ダークムーダー、お前の好きにはさせんぞ!

お客様、装置はまだまだ使えます! 清掃のやり方に問題があるだけです!

 

 

 

相談者B

え?清掃のやり方? うちの従業員が交代で入念にやっています。

一応、塗装のプロですからね。問題はないはずですが・・・

 

塗装グリーン

そこです! そこなんです! 

みなさんは「塗装のプロ」であって、「清掃のプロ」ではないはずです。

こんな時こそ、プロに任せていただきたい!

 

くらえ、ダークムーダー! 

クリーン・プロフェッショナル・アタ〜〜クッ!!

 

 

 

 

 

ダーク
ムーダー

うぎゃぁ〜 助っ人を連れてくるとは・・・!

こんな必殺技もあったのか。

おのれグリーン、覚えておれ〜〜〜!!!

 

 

寝た子を起こす?! 中途半端な設備の清掃は逆効果になることも

 

塗装ブースやダクトの清掃は、いつ誰がどのように行っていますか?

 

休日や作業の合間に従業員の方が清掃する光景をよく目にしますが、忙しく思うように清掃の時間が取れず、さっと終わらせてしまう・・・なんてことはございませんか?

 

塗装設備は新規で購入しても、使い出した途端に塗料ミストなどによる汚れが付着し、蓄積されると作業場の悪臭などの原因となるばかりか、正常に機能することができずに塗装品質の悪化を招くケースもあります。

 

結局短時間で中途半端に清掃を行うことで、今まで影に潜んでいた寝た子が起きて、余計に品質を下げてしまった・・・などということも、実はよくある話なんです。

 

 

また昨今、「働き方改革」がクローズアップされておりますが、特に中小企業では、人手不足や時間削減もまた深刻な問題です。従業員のヤル気はあっても、残業や休日出勤を良しとはできない傾向にあります。

 

とはいえ、汚れた設備をそのままにしておくわけにはいかず、清掃はしなければならない。

しかし時間がなく、作業者の負担は増えるばかり・・・

 

こんな相反する悩みに板バサミになり、頭を痛めている方も多いのではないでしょうか。

 

ではどうすればいいのか?

3Cラボが提案するのは、ズバリ!「プロを使う」という方法です。

 

 

「清掃をプロに任せる」という【働き方改革】

 

たとえば、作業員を5名、2日間休日出勤させ、塗装ブースやダクト、乾燥炉の清掃に当たらせたとします。

その際の人件費は、一人当たり3万/日×2日×5人で30万円かかります。従業員がやっているから経費は抑えられる・・そう思うのはもはや幻想でしかありません。

 

問題は数字には現れない「負の貯金」です。現場の清掃は「キツイ・汚い・危険」の3K仕事ですから、正直やりたくはないでしょう。しかも休日返上ですから、肉体的にはもちろん、精神的な負担も相当なもの。積もり積もれば事故や健康上の問題など、大ごとなってしまうかもしれません。

 

 

そこで3Cラボが提案するのは、同じ作業を「プロに任せる」ことです。 従業員の負担が激減することはもちろん、

塗装設備の機能が正常化され、品質の安定につながります。何よりキレイな環境で安心して働けることは、何事にも変えられません。

 

さらに、プロの仕事は、ただ設備を清掃するだけでは終わりません。塗装環境の改善や塗装品質維持のため、清掃前後に必ず、気流チェックや風速測定を行います(←ここはNCCがプロ!) 特にゴミ不良が多い場合、塗装環境周辺だけでなく、作業現場全体の気流や風速はどうなっているかを見直す必要があるからです。

 

ゴミブツ不良をなくし、塗装品質安定・向上を目指すためには、塗装環境の全体像を正しく捉え、最良の状態をいかにキープするかがポイントになります。それを従業員に負わせるか、プロに託すか。働き方改革が問われる今こそ、「餅は餅屋」の考え方が生きてくるのだと、私たちは考えます。

 

 

<清掃のプロ>と<不良対策ノウハウのプロ集団・NCC>がタッグを組んで、<塗装のプロ>が最良の塗装パフォーマンスを発揮できる環境づくりを、全力で支えます!

 

 

▼先日行った清掃のプロとNCCによる水洗塗装ブース2機清掃の様子。

 

清掃前制御風速:0.1m/sec → 制御風速0.4m/sec を維持

 

≪Before≫                     ≪After≫

 

 

◎プロがなせる技もっと知りたいなら・・・

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