「新品」が汚染源に?クリーンルームで見落としがちな3つの盲点

クリーンルームはキレイにしなければいけない空間であるため、日常的に清掃を行ったりゴミ・異物の発塵源を特定し対策したりなど、クリーン環境を維持するために様々な活動を行っていることかと思います。

しかし、対策しているのに関わらず、「清掃しているのにゴミ・異物が減らない」「ゴミ・異物付着による製品不良が改善しない」といったお悩みは尽きませんよね。

相談者さんの現場でも同様にゴミ・異物付着問題でお悩みのようです。

 

 

相談者B

今まで学んできた清掃方法やゴミ・異物対策を実践しており、以前より不良品が少なくなってきました。

 

博士
(ラボボス)

おぉ!成果がしっかり出ているようじゃ!

 

相談者B

そうなんです。

しかし、少なくなったといってもまだまだ不良品は発生していて、何が原因なのか分からず行き詰っています・・・

 

博士
(ラボボス)

深刻なお悩みのようじゃ。

よし!クリーン化オレンジの出番じゃ!

 

クリーン化
オレンジ

おいらに任せてくれ~!

実は見逃しがちな発塵源や拡散源がクリーンルームには潜んでいるんだけど、知っているかな?

 

相談者

えぇ!どこなんですんか?

思い当たる場所はすでに対策してあるし・・・分からないので教えてください!

 

クリーン化
オレンジ

もっちろんだよ~!

NCCが選ぶ見逃し注意箇所3選をご紹介するね~!

 

見逃し注意!クリーンルームの意外な発塵源&拡散源とは

クリーンルームの清浄度維持のため、入室前にエアーシャワーで除塵したり、業務前後に清掃したりなど、現場にあった対策が講じられていると思います。

 

しかし、それほどまでに対策を徹底していても、「どうしてもゴミ・異物付着が発生してしまう」「原因がわからない」といったお悩みの声を耳にすることが少なくありません。

 

実は、クリーンルーム内には見えていても気づきにくい意外な盲点が潜んでいます。

そこで今回は、見落としがちなクリーンルーム内の発塵源や拡散源として、注目すべき3つの原因をご紹介します。

 

①新品のクリーンウエア

 

 

一般的に「新品」といえば、最も清潔な状態を想像されるかと思います。
しかし、クリーンウエアにおいては、クリーンクリーニングまでされていない場合が多く、そのまま着用すると発塵源になりかねません。

 

そこで、製品を真にクリーンな状態で使用するために使用前のクリーニングをおすすめいたします。
一般的なクリーニングではなく、専門のクリーンクリーニングをすることで、付着しているゴミ・異物を除去し最もキレイな状態で着用することできます。

 

▼クリーンウエア専用クリーニングサービス

 

②熱を発生する装置

 

 

クリーンルーム内のゴミ・異物が拡散する原因は複数ありますが、その中のひとつに気流による影響があります。

製品を風下に置かないレイアウトへの変更や、気流を遮るための仕切りの設置など、現場にあわせて様々な工夫を凝らしているのではないでしょうか。

 

しかし、その中で盲点となりやすいのが、「熱を発する機械装置周辺の気流」です。

 

物理の原理として、空気は温度が上がると膨張して密度が小さくかつ質量が軽くなり、上方へと向かう性質を持っています。

いわゆる「上昇気流」の発生です。

 温められて軽くなった空気は、上方の冷たい空気を押し退けるように上昇し、押し退けられた空気もまた速度を増しながら移動します。

 

この現象がクリーンルーム内で起きるとどうなるでしょうか。

たとえ40度前後という比較的低い温度であっても、熱を発生させる装置の周辺では上昇気流が発生しており、室内に潜むゴミや異物を巻き上げ、全方位へと拡散させてしまう原因となる可能性があります。

熱源の温度が高ければ高いほどこの気流の勢いは増し、汚染リスクはさらに高まります。

 

もちろん、製造現場において熱を発する装置を排除することは現実的ではありません。

だからこそ、大切なのは見えない気流を可視化することです。

 

気流の見える化機器などを活用して装置周辺の空気の動きを正確に把握し、対策に繋げましょう。

 

▼気流の見える化機器

 

③クリーンルーム内のエアコン

 

 

クリーンルーム内の温湿度を管理するため設置されているエアコン

一見キレイに見えるクリーンルームでも、ゴミ・異物は想像以上に存在しており、それらは床や壁に付着するだけでなく、気流に乗ってエアコンへと吸い込まれ徐々に内部へ堆積しています。

 

特にクラス1,000〜100,000程度の環境では、一般環境用のエアコンを運用されているケースも多く見受けられます。

しかし、こうした機器はクリーンルーム専用機のような高性能フィルターを標準搭載していないことが多いため、吸い込んだ微細な異物を十分に捕集することができません。

 

その結果、内部に堆積したゴミや異物が空調エアーとともに室内へ再飛散し、クリーン環境を汚染してしまうリスクがあります。

 

このような状態を放置してしまうと、エアコン自体が「ゴミ・異物の供給源」へと変わってしまいます。

せっかく維持してきた清浄度が乱れるだけでなく、製品不良や歩留まりの低下といった事態を引き起こす恐れも否定できません。

 

 

相談者

エアコンもゴミ・異物の供給源となるんですか?!

今まで何も行っておらず、きっとゴミ・異物が大量に堆積しているかもしれないです・・・

どうすればよいでしょうか?

 

クリーン化
オレンジ

重要なのは「エアコンもクリーンルームの一部として管理すること」だよ~!

発塵源が根本から除去するおすすめの清掃サービスを必殺技でご紹介するね~!

 

シーファー

お問い合わせ・ご相談はこちらなのだぁ~!

 

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