「法改正により一部化学物質への対応が義務化!どう対応すれば良い?」のページで、2024年4月から義務化となる化学物質への対応について解説しました。
そのなかで、化学物質ごとに最適な保護具を使用する必要があることをお話ししました。
でも、自社に最適な保護具ってどうやって見つければいいんでしょうか?
種類が多すぎてどうしたらいいのかわかりません・・・
そんな困ったさんのために、自社にピッタリな保護具を選ぶことができるサービスを3つご紹介します!
- 保護手袋選定サービス:Ansell(あんせる)社の「Ansell GUARDIAN CHEMICAL(あんせる がーでぃあん けみかる)」
- 保護マスク選定サービス:3M(すりーえむ)社の「Select & Service Life(せれくと あんど さーびすらいふ)」
- トータルサービス:代替品の提案や局所排気の改善など、NCCの「トータルサービス」
保護手袋選定サービス:Ansell GUARDIAN CHEMICAL
「Ansell GUARDIAN CHEMICAL」は、保護手袋で有名なAnsell社が提供している無料のサービスです。
※Ansell GUARDIAN CHEMICAL HP:https://www.ansell.com/jp/ja/ansellguardian-chemicalより引用
無料の会員登録を行い、化学物質やその他粉塵や油などの物質を入力すると最適な保護手袋を提案してくれるサービスです。
また、Ansell社のグローブであれば現在使用している手袋が、自社で使用している化学物質に対してどのくらいの透過性があるのか調べることができます。
ページの中には3つのメニューがありますが、2024/1/29現在「化学製品の推薦および選択」というサービスはエラーになってしまうようでした。
「浸透・劣化データベース」のサービスを使用すると、対象の化学物質を入力するとAnsell社の保護手袋について透過性のデータを確認することができ、その物質でのオススメ手袋も自動的にいくつかピックアップしてくれます。
また、「化学製品試験データ」は、Ansell社の保護手袋の製品番号を入力すると化学物質の透過試験データを取得することができます。
>Ansell GUARDIAN CHEMICALサービスはこちら
保護マスク選定サービス:Select & Service Life
「Select & Service Life」は、世界的化学・電気素材メーカーの3M社が提供する保護マスクの無料選定サービスです。
※3M Select & Service Life HP:https://sls.3m.com/より引用
言語を選択したあと、先へ進むと2つのメニューを選択できます。
1.汚染物質に対する呼吸用保護具、吸収缶、ろ過材を選択する。
→化学物質ごとに最適な3M商品を自動的に選定するサービスです。
2.ガス・蒸気に対する吸収缶の破過時間を推定する。
→自社で使用する吸収缶について破過時間を計算してくれるサービスです。
ただ、2.のサービスを利用するためには現場のばく露測定が必要です。
有料にはなりますが、3M社は分析パックも提供しています。
NCCのトータルサービス
NCCには洗浄剤・溶剤のスペシャリストが在籍しており、お客様の法改正対応サポートを行っております。
その中の一環として、お客様の現場で使用している化学物質に最適な保護具を選定することや、局所排気装置の改善提案、代替品の選定などが可能です。
上記2つのサービスは特定のメーカーに限られますが、商社という立場で幅広いメーカーから最適な提案をいたします。
まずは自社で使用している溶剤・薬品類にどんな化学物質が含まれているのか把握してください!
それから、どんな保護具を使用すれば、ばく露を最小限に抑えることができるのか検討しましょう。
NCCも一緒に考えることができますので、困ったときはご相談ください!
お問い合わせはこちらからじゃ!