「スカイクリーン MA-60シリーズ」で汚れに効果的な洗浄を

スカイクリーン MA-60シリーズは様々な分野での洗浄に有効的に活用できます。

ここではどのように有効活用が可能かを、洗浄対象となる汚れ・製品・材質、洗浄プロセスの観点からご紹介いたします。

 

 

スカイクリーン MA-60シリーズのラインナップは?

スカイクリーンMA-60シリーズは「高溶解力タイプ」「銅系金属用」「中性汎用タイプ」の3種類があり、対象とする汚れや材質によって使い分けることができます。

 

 

 

スカイクリーンMA-60シリーズが得意とする汚れ

 1.水溶性加工油

 2.油性加工油

 3.研削液

 4.ワックス

 5.フラックス   等

 

対象製品及び材質

 対象製品:自動車部品、電子部品、プリント基板、航空機部品など

 対象材質:鉄、SUS、アルミニウム、真鍮、銅系金属など

 

 

シリーズ別で見る、有効的対象とは

【高溶解力タイプ(MA-60)】

MA-60はアルカリ性の高溶解力タイプで油性・水溶性加工油や、通常の炭化水素系洗浄剤でも洗浄が難しい難溶解性の加工油、特にはんだフラックスに対しても優れた洗浄性を発揮します。

 

対象となる汚れ 油性・水溶性加工油、研削液、研磨剤、フラックス
材質 SUS、鉄系金属用

 

 

【銅系金属用 (MA-61)】

MA-61はアルカリ性でありながら銅系金属の変色を抑制したタイプで、油性・水溶性加工油からはんだフラックス洗浄まで幅広く対応可能です。

 

対象となる汚れ 油性・水溶性加工油、研削液、研磨剤
材質 真鍮、銅系金属用

 

 

【中性汎用タイプ (MA-65S)】

MA-65Sは汎用的な中性タイプでガラスレンズやアルミ系金属に適しています。

油性・水溶性加工油はもちろん、研磨剤や切粉の除去、グリスやワックス、指紋除去など幅広い汚れに対応できます。

 

対象となる汚れ

油性・水溶性加工油、研磨剤グリスやワックス等

材質 ガラス、アルミ、鉄等

 

ただしこれらの特徴はあくまで指標であり、製品に付着している汚れの種類や材質によって使用する種類は異なりますので、洗浄対象物に最適な種類を選定することが大切です。

 

 

洗浄剤選定法と洗浄方法のコツ

シリーズごとの大まかな特長を掴んだところで、自分たちに合う液はなにか、有効的な洗浄方法はなにかをみていきましょう!

 

洗浄剤を選ぶコツ

洗浄剤を選ぶコツとしては、スカイクリーンMA-60シリーズに限らずですが、まずは洗浄する製品に付着した汚れの種類と付着量を認識することが重要です。

製品に付着した汚れの犯人を特定しないと、有効的に洗浄するための洗浄剤を選ぶことが出来ません。また、それとあわせて洗浄したい製品の材質を確認することが重要です。

 

洗浄方法のコツ

洗浄液の選定が終わったら、効果的な洗浄方法を確認しましょう。

スカイクリーン MA-60シリーズは洗浄液を加温し、超音波や噴流といった物理的効果を製品に与えることでより高い洗浄力を発揮します。

また、洗汚れの種類や持ち込み量に見合った洗浄槽の数や、蒸留再生機の能力を選定することも重要です。

 

しかし、これらを確認するのは難しいと思う方もいると思います。

その時は私たちにお任せください!

 

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