ゴミ・異物は様々な要因で堆積したり、不良に繋がります。
外からの影響としては、風が吹き込み工場内にホコリを運んでくるため一般的には、「シートシャッター」や「エアーカーテン」を用いています。
特に大型倉庫や保冷庫など、資材搬入で頻繁な開閉が必要な場所に用いることで、外からの風を最小限に抑えることが可能です。
一方で工場の中などで発生する要因としては以下があげられます。
- 人の動作
- 大型クレーンや搬送台車などの移動
- 設備の動作
- スポットクーラーなどの冷却設備
- 設備の排気
これらの要因が影響し、工場内では複雑な気流が作られています。
中でもズバリ解決!3Cラボでもお話しました、給排気口は気流を形成するポイントになります。
そこで大活躍するのがフィルター付きカーテンです。
排気に向かって流れる気流の上流にフィルターを設置することは効果が大きいため、実際のどのくらい効果があるのか導入例を見てみましょう!
フィルター付きカーテンで綺麗な現場に!
今回設置をした箇所は塗装ブースの入口です。
これまでは塗装ブースの排気で工場内は、空気と一緒に多くのホコリが気流にのって塗装ブースに吸い込まれていました。
いわば、塗装ブースが集塵装置になっている感じです。
そのようなゴミ・異物が多くある環境下で塗装していたので、ゴミ・異物が原因の塗装不良に悩まされていました。
そこで、フィルター付きカーテンを設置!
Befor | After |
入口からの外気をカーテンで防ぐ効果とあわせて、フィルターでゴミ・異物をキャッチし除去するため塗装ブース内にはクリーンな空気が入ってきます。
そのため、導入する前と後では大幅に塗装不良が削減でき、効果の大きさを体感していただくことができました。
設備と違って、導入も早く効果も大きいなんて
「フィルター付きカーテン」すごいのだ~!
ただし注意が必要なんだ!
対策しないよりはしたほうがいいけど、製品の品質要求に合わせた対策をするのも重要だよ!
そうじゃな。
必要以上に対策することは良いことじゃが、費用が掛かってしまうがその逆では品質要求をクリアできないから、
品質要求に軸をおいて決めるのも大切じゃよ!
お問合せ
わからないことがあったらぜひご相談下さい♪