多層式になった-ACSys-の仕組みがわかったところで、今度は洗浄時間とどんなお客様に向いているのかこのページでは解説していきます!
多槽式になった「ACSys」の洗浄時間や、導入メリットがある
お客様などをご紹介致します。
品質基準がますます厳しくなる中で、洗浄設備の買い替えや
新規導入をお考えのお客様は、ぜひ、参考にしてください。
ACSys多槽式の洗浄例
多槽式で行う洗浄工程を下記に設定した場合の洗浄時間目安です。
- 粗洗浄 :浸漬真空超音波洗浄(洗浄時間:150秒)
- 仕上洗浄 :浸漬真空超音波洗浄(洗浄時間:150秒)
- ベーパー洗浄:真空ベーパー洗浄(洗浄時間:180秒)
- 乾燥 :真空乾燥(乾燥時間:120秒)
洗浄槽、A.B.C各槽あたりの洗浄時間:12分30秒(洗浄液の供給/排出時間含む)
一度稼働させると2カゴ目からは1工程遅れで順に洗浄完了していくため、1つめの洗浄カゴが排出されてからは搬送時間を含めても1カゴ4.5分~5分程度で排出されていきます。
ただし、洗浄時間の設定条件によりトータル時間は前後いたします。
ACSys多槽式の導入でメリットがあるお客様
この洗浄機は、品質要求の厳しさにお困りのお客様や、コンタミ不良でお悩みのお客様に有効的なものになります。
また、生産工程を止めることが出来ないお客様や、リスク分散を必要とするお客様にも有効です。
導入メリットの高いお客様例
- 自動車部品の金属加工をされていて脱脂洗浄と同時に洗浄後の製品に残留したコンタミを無くしたいお客様
- 機械部品や電子部品などの精密部品洗浄後の製品に残留したコンタミを無くしたいお客様
- 環境や、洗浄作業者に配慮した洗浄を行いたいお客様
- 作業工程を止めないよう、故障時に備えたリスク分散を行いたいお客様
わからないことがあったら、私まで問合せください!
「低コンタミ炭化水素洗浄システム」については、下記の記事もぜひご覧ください。
▼どんどん厳しくなる納入先の品質管理、どう立ち向かえばいいの?
https://ncc-3clab.com/resolution/washing/1478/
▼【本邦初公開】低コンタミ炭化水素洗浄システム-ACSys-
https://ncc-3clab.com/special-move/washing/1494/