溶存酸素とは、水中に溶けている酸素量を指します。
水中に溶け込む量は、水温が低く、圧力が高いほど多くなります。
ですので、1気圧25℃の条件下では 8.26mg/L(飽和溶存酸素量)の酸素が溶け込んでいると考えられます。
超音波を使用し精密洗浄をする上で溶存酸素が多いと、超音波の衝撃波が吸収され効果が弱まったり、均一に伝搬されず洗浄品質にムラが発生したりします。
洗浄を行う際は、洗浄液の溶存酸素を”脱気”や”減圧”といった方法を用いて減らすことで、超音波が持つ力を最大限に発揮し、効果的な精密洗浄することができます!