粉体塗料にも様々な種類があり、特徴も様々です。
使用用途や使用環境、作業性などにマッチするものを選ぶことが重要です!
そこで、「これだけは覚えておいて欲しい」3Cラボ的・粉末塗料の種類と特長をまとめました。
「○○系は何に向いているか?」、だいたいでもわかっておくと、もう塗料選びで迷うことがなくなります。
適材適所の塗料選びにご活用ください。
個性がわかれば、もう迷わない!
それぞれの個性を知って、適材適所の塗料を選ぼう!
粉体塗料の種類と特長
エポキシ系
耐薬品性〇、耐候性×、屋内用途向け
焼付温度120℃~180℃
エポキシポリエステル系
リコート性〇、耐候性×、つや消し対応〇、室内用途向け
焼付温度 140℃~180℃
ポリエステル(プリミド)系
耐候性〇、低温焼付〇、肌感△、耐水性△、焼付時にヤニの発生が少ない、屋外用途向け
焼付温度160℃~180℃
ポリエステル(ウレタン)系
耐候性〇、焼付時にヤニが発生する、屋外用途向け
焼付温度170℃~180℃
アクリル系
耐候性〇、他の粉体と混ざるとハジキ発生しやすい、屋外用途向け
焼付温度150℃~170℃
フッ素系
耐候性◎、焼付時にヤニが発生する、他の塗料と混ざるとハジキが発生しやすい、屋外用途向け
焼付温度180℃~210℃
最近では、欠点を改良したタイプの塗料も続々登場しているぞ!
模様塗料
溶剤塗料同様、粉体塗料にも模様塗料なるものがあるのじゃ!
模様塗料とは、普通に塗装することで表面に模様(テクスチャ―)ができ、模様がついた塗膜を得ることができます。
意匠性を付与することで、塗装に付加価値が生まれます。